ベトナム家庭料理のレシピ。鶏肉の生姜煮の作り方

こんにちは！

ベトナム料理って美味しいですよね。
レストランで食べてから、
旅行で食べてから、好きになって自分でも作ってみたい！
そう思ったあなたに、とっておきの簡単ベトナム料理のレシピを紹介します。

今回のレシピ記事では
ベトナムの代表的な料理、鶏肉の生姜煮を紹介。
甘辛くてコッテリしたタレと、生姜の爽やかな香りが白ごはんにもピッタリ。
辛くないし、へんなクセもないのでベトナム料理初心者にもおすすめですよ〜。

材料や詳しい作り方などを、現役ベトナム料理人の僕が、
写真付きで詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

それでは！

ベトナム家庭料理のレシピ。鶏肉の生姜煮の材料

• 鶏胸肉　1枚　約250g
• 生姜　20g
• 砂糖　大さじ1
• ニョクマム　小さじ2　なければナンプラーでOK
• 水 100ml

ナンプラーやニョクマムはブランドによって味が異なります。
味を見ながら調整してくださいね。

ベトナム家庭料理のレシピ。鶏肉の生姜煮の作り方

それでは作っていきましょう。
完成までは約20分くらい。ささっと作れるおかずレシピです！

まずは生姜煮なので生姜。
皮を剥いたら少し太めの千切りにしていきます。
あまり細すぎると煮た時シナシナになってしまうので、写真くらいの太さで切ってみてくださいね。

続いて本日の主役。鶏モモ肉です。
唐揚げを作る時のように少し大きめのサイズに切っていきます。
大体 4cmくらいかなぁ。

ここでまな板仕事は終了！簡単でしょ？

そしたらお鍋で調理していきます。

小鍋に砂糖を入れます。
この砂糖が今回の料理の決め手。このまま加熱してカラメルを作ります。

そのまま火にかけて砂糖が溶けるまで待ちます。
周りが焦げそうだったら軽くスプーンで中央に寄せて上げてください。
カラメルになるまで弱火でゆっくり加熱していきます。

砂糖のざらざらがなくなって液体状になっていきます。
液体になったらあっという間に色づいて焦げていくので、写真の色からもう 10秒くらい待つといい感じです。
（ほんのり黄金色）になったらOKです。

カラメルが色ついたら鶏肉と生姜を入れて手早く混ぜます。
カラメルを鶏肉にまとわすイメージで下からぐるぐると混ぜてくださいね。

鶏肉の表面の色が変わるまで中火で炒めていきます。
鶏肉から水分が出てくるので、カラメルが焦げることはないですよ。

色が変わったら、分量の水とニョクマムを入れて弱火で煮ていきます。
火加減は煮汁がふつふつとするくらい。煮汁の表面に泡が少し出るくらいの弱火です。
煮る時間は 10分ほどです。
煮汁が全体の 2/3くらいになるまで煮詰めます。最後に器に盛って完成です。

生姜の香りが最高なおかず。

鶏肉の生姜煮に完成です！
生姜の爽やかな香りが最高ですね。
これは白いご飯が進みそう！いや、絶対進む。男は絶対好きな味だ！
っと勝手に思ってます。

お箸で一口いただきます。

調味料はニョクマムと砂糖だけ。
めちゃくちゃシンプルだけど、鶏の旨味がしっかり出た煮汁に生姜がふんわり香っていてめちゃくちゃうまいです。

カラメルで茶色くなっているから味が濃そうに見えるけど、実際はそこまで濃くないですよ〜。

オン・ザ・ライスして食べるのが大正解。
麻婆豆腐と鶏肉の生姜煮はご飯に乗っけて食べるのが一番うまい。

ってくらい米とバッチリです。
あ、ちなみにちょっと胡椒をかけても美味しかったですよ。
写真の黒いのは黒胡椒です。

鶏肉の生姜煮は肉じゃが的な存在？

今回の料理は日本でいうところの、肉じゃが的なポジション！？
お家でさっと作れるし、どの家庭でもよく食べる。そんな感じで割と日本の肉じゃがと似てないですか？

実際僕もベトナム人妻のURIちゃんの実家で何度かいただきました。

ベトナムの鶏

僕の奥さんは鶏肉が大好き。
でも日本の鶏は好きじゃないと言います。
日本でよく食べられている鶏肉は、食用に肥育されたブロイラーが一般的。

一方ベトナムでは地鶏のようなしっかりした硬い肉質で、味の濃い鶏を食べます。
柔らかい肉質の日本のブロイラーと、ベトナムの地鶏では味も食感も全然違うんですね。

終わりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回はベトナム家庭料理のレシピ。鶏肉の生姜煮の作り方の紹介でした。

簡単にできるベトナム料理の代表格。
調味料もニョクマム（なければナンプラー）さえあればちゃちゃっとできちゃうので、みなさんぜひ作ってみてくださいね。

それではまた次の記事で会いましょう！
さようなら。