「骨付きの鶏肉が一番おいしいよ。」
昔働いていた職場の中国人シェフから教わった言葉が今でも生きてます。
骨つきの鶏を手でつかんでかぶりつく。なんだかうまさが1.5倍増しした気分。
少々お行儀が悪いですが、これが一番ウマイんです。
けれどもスーパーにはなかなか売ってない。
日本人て食べやすいものが好きだから。。。綺麗に食べたいじゃん?
でもさ、、
おウチでくらいはいいよね??
ってわけで自転車を漕ぎまくって探してきました!
骨付き鶏もも肉!!
さぁ作りましょう!アジアのチキンライス、カオマンガイを!
皆さんこんにちは!ベトナムとアジアご飯をメインにレシピを紹介しています、
URIと台所のKi Yamamotoです。
調理師歴7年の僕とベトナム人のURIちゃんがレシピを丁寧に解説していきますよ〜。
今回わかることは
- カオマンガイの材料
- カオマンガイのレシピ
- 美味しく作るポイント
こんな感じ!調理時間は40分くらい!
それではレッツゴ!
カオマンガイを土鍋で作ってみた!〜材料編〜
材料 (2人前)
- 骨付き鶏もも肉 2枚
- ジャスミンライス 300g
- 生姜 10g
- 水 350ml
- 酒 大さじ1
- ニョクマム 大さじ1
- 鶏がらスープの素 小さじ1
- ごま油 小さじ1
飾り用
- スダチ1個
- ベビーリーフ 少々
タレの材料
- ニョクマム 大さじ1
- 砂糖 小さじ1と1/2
- レモン汁 小さじ1
- 胡椒 少々
- 味の素 少々
- 水 大さじ2
- にんにく 1かけ
- 生姜 5g
カオマンガイを土鍋で作ってみた!〜レシピ編〜
それでは調理していきましょう!
今回はジャスミンライスを使用しています。
香りがとってもいいので手に入る方は是非使ってくださいね!
もちろん、いつものお米でも代用可能ですよ!
骨つき鶏もも肉をフォークで刺していく
今回の主役はなんといっても骨付き鶏もも肉。ワイルドな見た目が最高です!
まずはフォークで鶏もも肉全体を刺していきます。
刺すことで肉質が柔らかくなり、味が染み込みやすくなります。
鶏ももちゃんに愛を込めて刺してね!
ジャスミンライスと一緒に鶏肉を土鍋で炊いていく
鶏肉の準備ができたらサッと水洗いしたジャスミンライスと分量の水、薄切りにした生姜と鶏もも肉を土鍋に入れます。
酒、ニョクマム、鶏がらスープの素、ごま油で調味し火にかけていきます。
炊飯器でもいいんですが、土鍋の方がお肉がしっとり仕上がる気がします。
何より見た目が男らしい!w
香りをダイレクトに感じられるのも土鍋のいいところですよね!
フタを開けたときの立ち込める湯気も美味しさの一つ。
美味しいって味だけじゃないってことを考えさせられます。
沸騰したら弱火で7分、蒸らし20分
土鍋を火にかけたらまずは沸騰するまで待ちます。
鍋が一度沸騰したら弱火〜中火で7分加熱します。
もし吹きこぼれるようであれば写真のように少し蓋を開けてみてください。
土鍋の大きさによって最初の加熱時間は変わってきます。
一度沸騰してから7分がポイント!
土鍋の大きさによって多少加減してみてください。
お肉の旨味とお米の甘味を引き出すように弱火でじっくり加熱していきます。
火を消して蒸らす
最後に火を消して20分蒸らします。
お米のでんぷん質が柔らかくなるようにフタをして、しっかり蒸らします。
このとき蒸気を逃さないように蓋は閉めておいてくださいね!
カオマンガイのタレを作る
お米を炊いている待ち時間にタレを作っていきましょう。
みじん切りにしたニンニク、生姜と分量の調味料をボールに合わせていきます。
今回はニンニクとニョクマムを使ったタレです。
少しだけ僕の好きなベトナム風にアレンジしてますよ〜。
お皿に盛り付ける
ご飯が炊き上がりました!
鶏肉はしっとり柔らかに仕上がってますね!
骨を取り外してもいいんですが、今回はこのまま出刃包丁で骨ごと叩き切ります。
包丁のアゴを使ってストンと叩き切ります。
土鍋でしっかり加熱してあるので、意外と簡単に切れちゃいますよ〜!
お皿に炊き上がったジャスミンライスと鶏肉、飾りでスダチやベビーリーフを添え、上からフライドオニオンをかければ完成です!
タレは小皿に注いでおきましょう。
アジアンな料理はビビットな色のお皿がよく合いますね!
スダチを絞るとこれまたGOOD!!
海南鶏飯とカオマンガイ
今回紹介した料理はカオマンガイ。
タイの料理の一つですが、アジア各国で食べられています。
有名なのは中国南部の海南鶏飯。
作り方はほぼ一緒ですが、海南鶏飯にはソースがたくさん付くのが特徴です。
特にネギと生姜のソースなんかは中国っぽいですよね!
他にもシンガポールやベトナム、マレーシアなどいろんな国でカオマンガイに似た料理があります。
それぞれの国で若干ソースなどが違いますが、鶏肉の出汁でお米を炊くのは共通しているようです。
今回は紹介しませんでしたが、本格的に作るときは鶏の脂を使って一度お米を炒めてから、炊くのだとか。
ん〜聞いただけで美味しそう!今度試してみましょう!!
美味しく作るポイント
土鍋で作る
今回は土鍋で調理しました。
先ほども書いたように、料理の美味しさは味だけではないですよね!
土鍋を使うことで、見た目と香りを楽しめると思います!
また金属製の鍋に比べて熱伝導率の低い土鍋は、食材をゆっくり加熱してくれるので、しっとりふっくらした仕上がりになります。
骨付きの鶏もも肉を使う
見た目のインパクトはもちろんですが、骨付きのお肉を使うメリットは
- 骨についているので肉が縮みにくく柔らかな食感に仕上がる。
- 骨の髄液からでる旨味をとれる。
といったところです。
特に今回はお米と一緒に骨付き肉を炊くので、お米に旨味が染み込みます。
豚骨スープや鶏がらスープも骨の髄液の旨味を利用していますよね!
皆さん最近はなかなか見かけなくなりましたが、ぜひ骨付きのお肉を使ってみてくださいね!
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
これからも美味しいレシピと役立つ情報をシェアしていきますので、応援よろしくお願いします!!
それではまた次の記事で会いましょう!バイバーイ!!
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