フードコーディネーター2級に独学で合格した体験談。

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ki yamamoto
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みなさんこんにちは!URIと台所。のKi Yamamotoです!

先日、フードコーディネーター2級の資格試験に合格しました!

3級に続き、独学で挑んだ試験だったのですが合格できてとっても嬉しいです!

今回は、フードコーディネーター2級をこれから受験する方に向けて、
僕がやったことを紹介できればと思います

  • いつから申し込みが始まるの?
  • 3級との違いは?
  • 試験の内容は?
  • どんな教材を使った?
  • 対策講座は受けた方がいい?
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こんな悩みがある方にぴったりの記事ですよ〜。

この記事では、僕が2級資格取得までに行なったことや使用した教材などを紹介しています。
よかったら真似して合格への近道に活用してくださいね。

実際の体験談をそのままお話ししますのできっとお力になれるかなと思います。

記事前半では試験の詳しい内容を、後半では実際これってどうなの?って部分を解説するので、じっくり読み込んでくださいね!

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フードコーディネーター2級を取得したお話

調理師専門学校を卒業したので、調理師免許は持っていたんですが、料理家として活動をしていくと、料理だけできてもダメなんだなぁと思うことが多々ありました。

飲食店で働くにしても、
料理家として活動するにしても、

ただ美味しい料理を作れるだけではダメな時代だよ〜っ言葉をよく耳にしたり、そんな記事を見たりしますよね。

僕も頭ではなんとなくわかっていたつもりだったんですが、具体的に何をすればいいか正直あんまりわかっていませんでした。

そんな時に出会ったのがフードコーディネーターの資格試験。

資格取得のために勉強をし、実際に取得してからは
少しづつではありますが、

・自分がどの方向に進めばいいか?
・今一番何をすべきか?
 が見えてきた気がします。
少しですが、食に関するお仕事を新規で依頼されたのは2級資格のおかげではないかなぁと思っています。
また、資格を取得したことで自分にも自信がつきました。

大人になってから何かを学ぶことは、自分の意志がないとなかなか難しいですよね。
この記事を読んでいる方はフードコーディネーターに興味があり、学ぼうとしている。それだけでも素晴らしいと思います!

3級資格に比べより専門性が求められる2級試験
ぼくの体験がみなさんの役に少しでも役立てて、未来が明るく見えるようになればれば幸いです。

フードコーディネーターとは?

フードコーディネーターとは
~新しい食の「ブランド」「トレンド」を創る~
食の「開発」「演出」「運営」のクリエーター

調理師免許が調理に特化した資格とするなら、
フードコーディネーターは、食をもっと美味しく見せたるための演出をしたり、
どうやったら多くの人に自分の料理を見てもらえるか?ってことを考えたり、
レストランでのサービス面だったり、新しい料理の開発についてだったりと。

調理師免許に比べると食に関する幅広い知識と技術が必要とされるなって印象です。

僕自身料理家としての活動の幅を広めたいと思い、フードコーディネーターの資格を受験することにしました。

調べていくと、フードコーディネーターの資格には3級から1級まであるとのこと。

すでに3級の資格認定は受けていたので、更なる知識を身につけたいと思い受験することを決めました。

ちなみに3級を受験したときの話はこちらの記事からどうぞ!

申し込みから試験までの期間 申し込み資格

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2024年の2級試験1次試験の申し込み期間
2024年2024年4月18日(木)~5月22日(水)

実施期間
2024年5月30日(木)~6月12日(水)(14日間の中から1日選択)

試験方法は

CBT(コンピュータ ベースド テスティング)
試験会場のPCでマウスを使って入力していく形になります。

申し込み資格は3級資格認定登録者です。

会場は全国の指定会場
僕は新宿の免許センターで受験しました。

日時については場合によっては変更ありとのことです。
受験の申し込みなど詳しくは公式ホームページを確認ください。

受験料(税込)

一般 12,000円
会員 7,000円
認定校在学生および卒業生(卒業後1年以内) 7,000円

2級試験は2回ある?

なんとフードコーディネーターの2級試験は2次試験もあります。

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2回も試験会場に行くなんて大変!

っと思った方。安心してください。

 

2次試験は正式には2級2次資格認定講座といってオンラインで受ける講座がメインになっています。
なので自宅のPCから講座を受けて課題を提出するという流れです。

公式ページにも2次試験はオンライン講座(オンデマンド配信)・課題提出

とありますので、試験会場に行くのは一度だけです。

2級試験と認定料

2級2資格認定講座の日時と受講料です。

配信期間2024年8月1日(木)~8月7日(水)(7日間)

申込期間2024年7月4日(木)~7月10日(水)受講料(税込)14,000円

さらに試験に合格すると2級認定料が21,000円

1次試験の受験料+2次試験+認定料の受講料合わせて一般会員は47,000

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なかなかしますね、協会様。。。。

3級との違い。2級資格は3つの分野がある

フードコーディネーター2級の面白いところは、2級資格が3種類あるというところです。
3級に比べさらに専門的な知識が必要になるので、資格の種類も各分野に特化した内容に変わっていきます。

3つに分かれますが、言い換えればそれぞれの分野のスペシャリストになれるということ。
より自分の夢ややりたいことに近づけるチャンスではないでしょうか。

また複数の分野の資格を受験することもできるようです。

それでは次は実際にどんな種類の資格があるのか見てみましょう。

商品開発

まずは商品開発

食品メーカーへの商品開発や、飲食店・給食サービスのメニュー開発。
農林水産業団体との商品開発などなど新しい商品を開発することに特化した資格です。

そんな商品開発の分野でのフードコーディネーターの役割は、

消費者とクライアントの間に立ち、双方の利益を考えて、
より良い商品を作り上げることが求められる。

新・フードコーディネーター教本より

とあります。
商品の開発のみではなく、消費者、クライアント、それぞれのことを考えて行動する大切な役目ですね。

レストランプロモーション

2つ目の資格はレストランプロモーション
名前の通りレストランをプロモーションすることに特化した資格です。

コロナ禍で厳しさを増す飲食店経営ですが、フードコーディネーターとして求められるのは、お店のコンセプトの作成や出店の立地選定、店舗設計や運営についての知識です。

僕は飲食店のエリアマネージャーをしながら料理家として活動していたので、特にお店の運営については実際に現場でやっていることとリンクしていて楽しめながら学べました。

フードプロモーション

最後はフードプロモーション

このフードプロモーションの資格は元々「イベント・メディア」という名前でしたが、
2023年度より「フードプロモーション」に変更になりました。

当初のイベント・メディアの分野は、食関連の記事作成や飲食店などの空間コーディネート、情報発信に携わる仕事などとされていましたが、SNSの台頭により情報の流通が大きく変わったため、
資格の名前もフードプロモーションに変更されたようです。

食に関するプロモーション全般を学べます。
時代に合わせて資格の名前も変わっていくのは素晴らしいことですね。

自分にあったフードコーディネーターの資格を選択する。

3つの資格を紹介しましたが、実はそれぞれが最初に紹介したフードコーディネーターとは?に連動しているんですね。

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もう一度紹介しちゃいます!

フードコーディネーターとは
~新しい食の「ブランド」「トレンド」を創る~
食の「開発」「演出」「運営」のクリエーター

食の「開発」は「商品開発」
食の「演出」は「フードプロモーション」
食の「運営」は「レストランプロデュース」

どれもフードコーディネーターの役割です。
3級ではこれら全てを総合的に学びましたが、2級からはより分野を絞って専門的に学んでいけるということですね。

ただ分野が分かれるのは2次試験から。

1次試験では各分野を総合的に学びます。

どの資格を選べばいいか?
これは難しい質問ですが、僕にはその答えは分かりません。

答えを知っているのは、この記事を読んでいるあなただけ!

自分の活動や目指すべき先に必要な資格はどれか?なかなか難しいですよね。

ちなみに僕もとっても迷いましたが、最終的にはフードプロモーションを選択しました。
僕の料理家としての活動は主にブログやSNSが中心。
その表現の仕方をもっと伸ばしていきたいなっと思ったのが一番の要因です。

みなさんもじっくり悩んでみてくださいね。

自分の進むべき道はどこだろう?
そう悩んだ時に役立った本も一冊紹介しておきます。

この本にとても助けられました。よかったら読んでみてくださいね。


フードコーディネーター2級1次試験の内容

ここからは実際にどんなことを学ぶのかを少しだけ紹介していきます。

まずは2級1次試験の学習範囲の内容です。
これをみて少しでもイメージが膨らんで受験に役立てれば嬉しいです。

紹介するのは2023年版のテキストに沿った内容ですが大まかな内容を知るには十分かと思います。

また、一部重要な食情報などからも出題があるそうです。
普段から食の情報にアンテナを張っておくことも大切ですね。

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それでは一つずつ見ていきましょう。

第1章「食市場の動向とマーケティング」

3級試験ではほぼ触れられていなかった食市場のマーケティングについての学習です。
外食市場のみではなく、農林水産業などの生産市場や流通業についても学んでいきます。

マーケティングはフードコーディネーター以外でも様々な職業で使われるので、とても面白かったです。
僕も勤務している飲食店の現状と照らし合わせながら楽しく学べました。

第2章「商品開発」

第2章は商品開発についてです。
商品とはなにか?から始まり、商品の体系、開発技法、フードコーディネーターとしての商品開発への関わり方などを学んでいきます。

レストランでのメニュー開発もこの章で学べ、これも実際の飲食店の現場で応用できるものだったので非常に為になりました。

第3章「レストランプロデュース」

レストランプロデュースの章では、飲食店の出店戦略、店舗設計、運営について学べます。

出店計画、店舗設計はどんな場所に出店するべきか?など一からお店を立ち上げる際に非常に役立つ内容だなと思いながら、将来の自分をイメージして学びました。

店舗の運営はまさに飲食店現場そのもの。
普段勤務している飲食店で話している内容が、そっくり学べて特に面白かったのを覚えています。

第4章「ホスピタリティと食生活のサポート」

第4章はホスピタリティと食生活について

ホスピタリティはサービスについての項目で、この章も飲食店現場での経験が学習を手助けしてくれました。

食生活のサポートとは、食育や特別食、食品の保存についてなど。
正直、僕の苦手分野ではあったんですが、こんな機会がないとなかなか自分からは学べない内容だ。と考えてみました。

第5章「食の表現と演出」

第5章は食の表現と演出。
始める前はフードプロモーションと何が違うんだろうと思っていましたが、
この章では、食空間やテーブルのコーディネート、色彩に関する知識、料理の盛り付けや季節感の演出など、まさに表現、演出を学べました。

また、章の後半では料理教室の運営方法や料理コンテストについてなどもあり幅広く表現、演出について学べます。

第6章「フードプロモーション」

最後はフードプロモーション

この章では、料理を多くの人に広げる為のプロモーションについて学びます。
具体的には、広告やメディアの特徴、料理コンテンツの作成方法やレシピの書き方、SNSの運用やマーケティングについてなど。発信する為に必要なことが詰まっている印象でした。

僕自身この部分にとても興味があり知りたかったところなので特に印象に残っています。

フードコーディネーター2級2次試験の内容

1次試験に合格すると2次試験に進みます。
2次試験は認定講座を受けて課題を提出するという内容ですが、ここからは先述した3つの分野から1つを選んで、各分野についての講座、課題が出されます。

郵送にて課題の資料が送られ、動画の講座を見ながら各講座について学習し提出するという流れです。

僕は今回フードプロモーションを選択しました。
課題の詳しい内容は書けませんが、簡単に紹介すると企画書を作るといった内容です。

問いを要約すると、とある飲食店の現状が書かれた資料を元に、あなたならどんな方法でこの飲食店をプロモーションしていきますか?といったことが問われます。

一次試験で学んだ総合的な知識を活かしながら、各問いについての詳しい考え方を動画の講座で学んでいきます。

講座でも話していましたが、2級2次試験は次の1級につながるプロローグのようです。
この段階で企画書作りに慣れていくことが次のステップにつながるとのことでした。

どんな教材で学べばよいか

二級資格取得に向けて、どんな教材で学べばいいかなって思って調べてみると専用の教材があることに気がつきました。
実際にどんな教材か紹介しますね。

実際に使用した教材

今回の試験に向けて僕が用意した教材はこちら。


日本フードコーディネーター協会の2級公式対策テキストです。
食に関する幅広い知識がかかれた教材で、約340ページあります。
テキストは書店では販売されていないようで公式サイトかAmazonからのみの販売になるようです。

僕のやった勉強法

勉強の仕方は3級の時と一緒で
まずは過去問題集を解いてみることから始めよう!

っと意気込んで過去問集を探したのですが、

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過去問ないやん!

そうなんです。2級からは過去問集の販売がないのです。

というわけで膨大なテキストを毎日30分ほど読みながら、重要だなって思うところをマークしたり、書き写したりしました。

昔から勉強は苦手だった僕。

3級に比べ内容も幅広く覚えることもいっぱいでしたが、自分の興味のあることって案外スルスルと頭に入ってきますよね。

調理師の内容とかぶる部分もあったので、調理師免許を持っている方は有利かもですね!

また3級の内容の復習や応用的な問題もありますので、以前学んだことも思い出しておくと良いです。

2級試験の合格率

フードコーディネーター2級の合格率は2018年から毎年
80%以上

この数字を見ると案外難易度は低いのかなって感じます。
ですが、勉強苦手な僕は本当に大丈夫かな?って気がしちゃいました。

気になる対策講座

毎年の合格率は平均80%以上

難易度はそこまで高くはないとはいえ、試験に不安な僕の目に飛び込んできたこんな文字

2級1次試験対策講座

「2級1次試験対策講座」では、各分野の重要なポイントを専門講師がオンラインで講義いたします。
ぜひ受講のうえ、「2級1次試験」にチャレンジされるようにおすすめいたします。

フードコーディネーター協会HPより抜粋

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対策講座!?なにそれ助かる!

そうです。僕のような勉強苦手な人向けに2級試験の対策講座があるんです

そしてその下にはこんな文字も。

試験対策講座受講料 16,000円

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16,000円かぁ

なかなかするぜ。協会様。。。。

そうです。もちろんタダでは教えてくれません。
さんざん悩んだんですが、僕はなんとしても2級資格が欲しい!

そんな思いでこの講座を受講することにしました。

1次試験の受験料+1次試験対策講座+2次試験+認定料の受講料。一般会員は63,000

結構な出費ですが、なんとしても欲しい2級資格。
頑張りました。

対策講座の期間

配信期間は2024年5月16日(木)11:00 〜 5月29日(水)23:59 (14日間)
試験は5月30日〜なので、試験が始まる約2週間前から視聴ができます。

実際に対策講座を受けてみての感想

講座は動画配信で自宅でPCを見ながら学習ができました。
詳しい内容はお話しできませんが、僕の感想は

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非常に助かった!

です!
2級試験のテキストは3級よりも幅広く、学ばなければいけないところがたくさん。
そんな中でも動画で講師の方がここ大事よ〜。ってポイントを解説してくれるので、どこが重要か?がとってもわかりやすく勉強が捗りました。

また、受験料も決して安くはありません。もし試験に失敗したらもう一回受験料を払うのかぁ。。と考える不安も講座を受けることで少し和らいだ気がします。

試験を終えて改めて考える

今試験を終えて改めて対策講座が必要だったかを考えると、
僕は受けてよかったと思います。

というのも先述した通り、勉強はあまり得意な方ではなかったので、

・1人で学ぶよりも講師の方の解説がありより深く理解できたこと。
・どの範囲を集中的に学べばいいか事前にわかったこと。
・試験に対する不安が減ったこと。

こんなメリットがありました。

試験に合格することはもちろん大切ですが、何より自分が理解すること。が大切だなと思います。
僕にとってはやってよかった選択となりました。

もちろん対策講座は強制ではないので、必要な人だけが受ければいいです。

学習に自信があったり、1人でも理解できる方は受けなくてもOK

なかなか安い金額ではないのでじっくり悩んでみてください。

最後に

今回はフードコーディネーター2級に合格した話を書いてみました。

正直僕もまだ資格を取得したばかりで、あまり偉そうなことは語れませんが、この体験がこれから受験される方に少しでも役に立てれば幸いです。

そして資格取得がゴールではなく、この資格や学んだことをどう活かすか?がとっても大事だと思います。
僕は今年1級試験を受ける予定です。
常に成長を目指し

一緒に頑張りましょう!

食に興味がある方、食に関する仕事がしたい方。
そして僕のように飲食店で働いている方にもおすすめの資格だと思いますので、みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね!

ちなみに合格すると認定バッチがもらえます。
いつこれをつけようか。。
まだ一回もつけてない笑

ki yamamoto
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それではまた次の記事で会いましょう!ばいばーい!

オンラインで食の仕事を考えている方はこんなサービスもありますよ〜!
↓↓

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