美味しい料理を作りたい。
美味しい食事が食べたい。
料理がもっと上手になりたい。
そんな悩みを抱える皆さん。今日は包丁を持つのはやめて一緒に学びませんか?
美味しさの要素について学んで、美味しいってこういうことかぁ〜!っと知るだけで、料理が上手になったり、普段の食事がもっと楽しいものになりますよ!
今日のテーマは美味しさの要素について。
こんにちは!ki yamamotoです。この記事は調理師歴7年の僕が料理研究家として、今まで集めた知識を紹介しています。
料理好きの方や、僕と同じ様な調理関係の仕事をしている人に、少しでも役立つ情報になればいいなと思っています。
よかったら最後までご覧ください!それではレッツゴ!
美味しさにはどんなものがある?
まずは美味しさの要素について考えていきましょう。
美味しさの要素は大きく分けると6種類あると考えられます。
- 化学的な要因
- 物理的な要因
- 心理的な要因
- 生理的な要因
- 環境的な要因
- 文化的な要因
一つずつ見ていきましょう!
化学的な要因
食べ物の主成分は化学物質であるということ。化学物質と言うと人工的なものというイメージになるかもしれませんが、例えば塩はナトリウムという塩素からできた化学物質です。水も砂糖もみな化学物質からできています。
この成分が味覚や嗅覚に刺激して味や匂いを感じるんですね!
そんなの当たり前じゃんって話ですが、一つの要素として化学的な要因があります。
物理的な要因
物理的な要因もそんなの当たり前じゃんな内容ですが、物を食べた時の感触を指します。
ポテトチップスのカリカリした食感や、
プリンを食べた時の柔らかい口当たりなど、食感の部分のことですね。
テクスチャーなんて言われたりもします。
こういった感触も美味しさの重要な要因です。
心理的な要因
感情や精神状態の変化も味に大きく関わってきます。
初デートで緊張して料理の味が全然わからなかった、とか上司に気を使いすぎたなどの要因ですね。
逆に家族や恋人との安心した心理状態を保てる関係では、美味しく食べることができます。
生理的な要因
これは簡単!お腹すいた!って時はなんでも美味しく食べられますよね!
空腹は最高の調味料ってやつです。
人間の体って不思議ですよね!
環境的な要因
先ほどの心理的要因と似ていますが、食事の際の雰囲気や天候、お店の照明の明るさなど環境に関することです。
文化的な要因
最後は文化的な要因
昔お母さんが作ってくれた料理が恋しくなる時ありますよね?
海外旅行に長く行くと和食が恋しくなったりもします。慣れ親しんだ味は文化的な要因として美味しさに結びつきます。
僕もベトナム人のURIちゃんと生活をしているので、二人には文化的な美味しさの違いがあります。
そこをお互い理解すること、そして楽しんでいくことってとても大切だと思います!
いつも美味しいベトナム料理をありがとうURIちゃん!
美味しさの要素って結構たくさんあるんですね!
料理する人側はもちろん、食べる人側にも美味しさの要素があるということを学びました。
味の感じ方
食べ物の味は舌にある味蕾(みらい)という器官から感じることができます。
味蕾の数は8~9000個あると言われていますが加齢によって減少します。
つまり歳を取ると味が感じずらくなるんですね!
今のうちに美味しいものをいっぱい食べておこうw
味の種類
味には5つの種類があり、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味があります。
中でも旨味は日本人が発見した味の成分で、今では世界共通言語(UMAMI)として使われています。
味を発見するってすごいですよね!旨味についてはこちらのサイトへ!
食べ物の美味しさ 味覚
次に美味しさを食べ物だけに焦点を絞って考えてみましょう。
食べ物の美味しさには味の他に
- 香り
- 色、見た目
- 温度
- 情報
などが挙げられます。こちらも一つずつみていきましょう!
香り
香りは食べ物にとって重要な要素ですね!もちろん誰もが知っていることですが、実際に僕が体験したエピソードを一つ。
先日、現在流行中の感染症にかかってしまいました。体調に大きな変化はなかったのですが、後遺症としてしばらく匂いがわからなくなってしまいました。幸い味覚に異常はなかったのですが、何を食べても食べ物の香りがしません。
大好きだった香辛料やハーブの香りも感じられず、食事の楽しみが半減してしまった気分でした。
この時、食べ物の香りの重要性を改めて感じ、いち料理人として改めて香りを意識する様になったとさ。という話です。
鰻屋は煙の匂いで人を呼ぶなんてことも言いますし、香りって本当に大切なんですね。
色、見た目
日本料理は目で食べる。っていったりしますよね。見た目や、色も美味しさの重要なポイントです。料理に限ったことではなく、飲食店などの雰囲気にも関係してきます。
見た目の美味しそうなものは見るだけで幸せですよね。
最近ではインスタなどに映える様に見た目にこだわる飲食店も増えていますし、見た目とは少し違いますが、パフォーマンスを重視したお店もあります。直接的な意味の見た目ではないかもしれないですが、パフォーマンスも美味しさに関わる見た目に含まれると思います。
温度
食べ物には適切な温度があります。暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たくというのが基本です。
また、温度は香りや味にも影響してきます。塩味に限って言えば、冷たいほうが塩味を感じやすく、暖かくなると感じづらくなります。香りも温かい湯気とともに感じられますよね。
情報
最後は情報についてです。これは飲食店などでよく体験するかと思いますが、料理を持ってきてくれたスタッフが、『こちらは、鹿児島県産のA5ランクの黒毛和牛のステーキです』と言われると”おおぉ〜!すごーい!美味しそー!”ってなりますよね。
逆に何も言わずに提供されたら、料理の見た目や味だけでの判断になると思います。
この様に情報から得られる美味しさもあります。
まとめ
今日は美味しさの要素についてまとめてみました!
- 美味しさには化学的な要因、物理的な要因、心理的な要因、生理的な要因、環境的な要因、文化的な要因の6つの要素がある。
- 味の感じ方には、味蕾という器官が関係していて、味には5種類の味がある。
- 食べ物の美味しさには味の他に、香り、色、見た目、温度、情報などの要素がある。
以上です。今後も食に関する有益な情報を発信していくので、応援よろしくお願いします!
URIと台所。ではレシピプラス知識をテーマに情報を発信しています。オリジナルのレシピも公開しているので、そちらもみてみてくださいね!
それではまた次の記事であいましょう!バイバーイ!
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