こないだ韓国料理屋さんで食べた水キムチ美味しかったな〜。
また食べたいけど、おうちでできるかなぁ??
ついでに腸活したいなぁ。
二日酔いダァぁ〜。
なんかさっぱりしたやつ〜欲しいぃぃ〜。。。
そんな時は
水キムチ最強
みなさんこんにちは!URIと台所。です!今回は【オモニ直伝】水キムチの簡単レシピ。二日酔いや腸活に最適な韓国のトンチミの作り方の紹介です。
さっぱりした発酵食品で乳酸菌もたっぷり!話題の腸活にもぴったりですよ!
さらに韓国では二日酔いの朝に水キムチのスープを飲むのが定番なんだとか!!
お酒大好きのお父さんにもぴったり!
この記事では
- 水キムチの作り方
- 失敗しないコツ
- 美味しくするポイント
を解説していきます。
難しい調理工程はないので料理初心者のあなたにも!休日シェフの男性にもぴったり!ぜひ最後までご覧くださいね〜。
〜自己紹介〜
調理師歴7年の料理研究家Ki Yamamotoです。
今回は韓国家庭料理店での修行時代に店の奥さんから教わった、水キムチの作り方を紹介します。
一緒に楽しく料理していきましょう!
今回もURIちゃんと一緒にレシピを解説していきます!
それではレッツゴ!
水キムチって何だっけ?
大丈夫!まずは水キムチって何から紹介していくよ〜!
水キムチはキムチの原型とも呼ばれている発酵食品。
キムチは通常唐辛子を使って赤く辛く仕上げますが、今回の水キムチは透明なスープにつかったさっぱり味。
一番の違いは具材だけでなくスープも一緒に食べること。
さっぱりしたスープは乳酸菌がたっぷりです。
材料は白菜や大根、かぶなど様々ですが、ここでは大根だけを使ったシンプルな水キムチを紹介します。
ちなみに大根だけの水キムチをトンチミって言いますよ。
トンチミについて
トンチミは漢字で『冬沈』と書きます。
冬の漢字が入るように、本来は冬に作るキムチ。
理由は大根が一番美味しいのは冬だからということみたいです。
もちろん夏に作ってもOK!
僕はさっぱりしたこの味、夏に食べたくなっちゃいます!
【オモニ直伝】水キムチの簡単レシピ。二日酔いや腸活に最適な韓国のトンチミの材料
材料
- 大根 1本 約800g
- 生姜 10g
- 青唐辛子 一本
- ニンニク 2カケ
- りんご 1/4個
- 万能ネギ 1束
調味料
- 塩 大さじ2
- サイダー 大さじ2
- 昆布出汁パウダー 2g
- 水 1L
キムチのり
- 上新粉 大さじ1
- 水150ml
【オモニ直伝】水キムチの簡単レシピ。二日酔いや腸活に最適な韓国のトンチミの作り方
それでは作っていきましょう!完成までは発酵も含めて3日以上かかります。
気長にいきましょう!
大根の下準備
まずは大根の皮をむいていきます。すべてむいてもいいですし、カリカリとした食感が好きな人は少し残して虎目上に向いてもOKです。
私は全部むいちゃいます。
次に大根を拍子木切りにしていきます。5cmほどの長さに切ってから1~2cmの幅で拍子木切りにします。
こんな感じ!
大根の塩漬け
切った大根に大さじ1の塩を振りかけ全体によくまぶします。
30分ほどつけて大根の水分が抜けたらOKです。全体が柔らかくなるまでしっかりつけておきましょう。出てきた大根の水分は一緒につけるのでわすれずにとっておきましょう。
万能ネギを塩漬けする
軽く水洗いした万能ネギに小さじ1ほどの塩をまぶし30分おきます。
万能ネギは大根ほどしんなりしませんが、少し柔らかくなるまでおきましょう。
キムチのりを作る
水150mlを小鍋で沸かし大さじ1の上新粉を入れます。
弱火にし、よくときほぐしてとろみがついたらOKです。
キムチのりは水キムチの乳酸発酵を助けてくれます。ぜひ作りましょう!
材料をすべて合わせる
大きなボールに水、塩漬けした大根と薄切りにした生姜、りんご、ニンニク、青唐辛子を入れます。
ニンニクと青唐辛子は切らずにそのまま入れましょう。
ニンニクの匂いがに溶け出し、スープがニンニク臭くなってしまいます。唐辛子も同様に辛味がついてしまうので香りづけ程度に考えて入れます。
つけ汁に味をつける
昆布出汁パウダー、塩、サイダーでつけ汁の味を整えます。
サイダーを使うって面白いですよね!代わりにフルーツジュースでもOKですよ。
出汁はもちろん昆布からとってもOK!
味を入れたら先ほど作ったキムチのりを少しずつときながら入れていきます。
発酵させる
保存容器に移し発酵させます。万能ネギは軽く洗い塩気と水気をよく取ったら切らずにそのまま大根の上乗せます。万能ネギが汁に浸かるように調整してください。
そのままふたをして常温で半日ほどおきます。大根からぶくぶくと小さい泡が出てきたら発酵のサイン!
また、あまり長く常温放置すると腐敗の原因にも繋がります。小さな泡が出たら後は冷蔵庫でゆっくり発酵させましょう!
そのまま冷蔵庫に入れて2~3日発酵を進めましょう。
つけ汁に少し酸味が出てきたら食べごろです。たっぷりのスープとともにいただきましょう!
毎日少しづつ味が変わります。水キムチを育てる気持ちで味をチェックしてあげてくださいね。
万能ネギや唐辛子は食べるときにハサミで切って必要な分をとります。
ハサミできるの韓国っぽ〜い!
発酵と腐敗の境目はなかなかわかりづらいもの。
少しでも変な匂いや強烈な酸味を感じたら食べるのはやめてくださいね。
大切なポイント
お疲れ様〜!上手にできましたか??大切なポイントをもう一度確認しましょう。
- 大根はしっかり水分が抜けるまで塩抜きする
大根の水気が抜けていないとつけ汁にどんどん大根の水分が出てしまい、味が安定しなくなります。最初の段階でしっかり水分を抜いておきましょう! - キムチのりを作る
キムチのりは発酵を助ける大切な役目です。必ず作りましょう。上新粉がない場合は米の研ぎ汁でも代用できますよ。 - 万能ネギ、ニンニク、唐辛子は切らずにそのままつける。
つけ汁に香味野菜の香りが強く移ってしまうのでなるべく切らずにそのまま入れましょう。イメージは香りを少しつける感じ。 - 常温での発酵は室温に合わせて
ここが一番大切です。大根から小さな泡が出てきたら冷蔵庫にしまいましょう。室温によって時間は変わりますので最初はこまめに確認するのがおすすめです。
豆知識
今回作った水キムチ(トンチミ)のスープは韓国の冷麺のスープにも使われます。
実はこの冷麺も本来は冬場に食べられていたそうですよ!
えっ!?冷麺を冬に食べるの??
冷麺の発祥の地、北朝鮮では冬の時期、部屋をオンドルで温めてその中で冷たい冷麺を食べていたんだとか。
空気が乾燥する冬に冷麺のスープは大切な潤いだったんですね。また、冷蔵庫がない時代はそもそも冬の寒い時期にしか冷麺を作れなかったんだとか。
なるほど〜!!
ちょっと意外な冷麺の歴史ですが、ちゃんと理由があるんですね。食文化って面白い!よかったらトンチミと一緒にこの話もしてみてくださいね。
終わりに
いかがでしたか?【オモニ直伝】水キムチの簡単レシピ。二日酔いや腸活に最適な韓国のトンチミの作り方の作り方でした。
爽やかなで乳酸菌たっぷりのスープは二日酔いにも腸活にもぴったり!ぜひ作ってみてください!それではバイバーイ!
水キムチは衛生管理や温度の管理をしっかり守ってくださいね。
URIと台所。ではレシピプラス知識をテーマに記事を書いています。よかったら記事のシェアとSNSのフォローが下のボタンからできますのでよろしくお願いします。執筆の励みになります!
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